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事例紹介

約5,200件の重複データを検出、不着率11.0%→2.3%まで改善され、カタログ配布の効率化に成功

飲食店向け食材カタログ通販会社 D社様 (BtoB)

案件概要:
既存顧客・新規見込み先(飲食店外部リスト)に食材カタログを直送 (100,000通/回)

【課題】
発送リストの既存顧客と新規外部リストで重複があり、自社で名寄せ処理を行っていたが精度と時間には限界があり、同一店舗に2冊届くといった無駄が生じていた。また、飲食店の廃業、閉店率は1年で30%を超えることから、発送後の平均不着は11%。慢性的に印刷費+発送費の損失に悩みを抱えていた。
【解決手段】
高精度な重複データ検出作業、電話番号の回線使用状況調査によるリストクリーニングを実施

<既存顧客と新規リストの重複処理>
飲食店の特性としてリストデータ上の登録の仕方がカタカナやローマ字のため、単純に機械的な店名マッチング処理ではチェックしきれない。
電話番号・住所・店名などの複合的情報より同一店舗を見つけて重複処理を行った。

<電話番号の回線使用状況調査によるリストクリーニング>
発送対象店舗リストの登録電話番号宛に電話が使用されているかどうかの電話番号調査の実施。
人が電話をかけて使用or未使用を調査するのではなく、電話回線調査システムにより、短納期・低コストでの調査が可能。
【成果】
閉店、廃業などのDM不着率11%→2.3%まで改善し、損失コストを軽減。
結果的に効率良いカタログ配布が可能となり、コスト削減に成功。
【ポイント】
一番のポイントは既存顧客と新規リストの重複処理をどう実施するかである。
ぐるなびや食べログから新規リストの収集は可能だが、登録の仕方によってカタカナであったりローマ字であったりして既存顧客とのマッチング処理が難しい。
住所だけ、電話番号だけでのマッチング処理も意味をなさないため、複合的に処理することにした。

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